道後温泉
道後温泉本館
当初の旅の目的地であった道後温泉に到着。

さすがの佇まい。
3000年の歴史がある日本最古の温泉といわれている。
「といわれている」という表現で予想できると思うけどちゃんとした証拠はないということなのだろう。
けど、
聖徳太子や数名の天皇、夏目漱石も入浴したり小説の「坊っちゃん」に登場したりと歴史があるのは間違いない。
そういえば聖徳太子も実在した証拠は確かなかったような。。。
まぁ、昔の話ってのはそんなものよね。

写真でもわかるけど確かにとても立派な建物。
現存している道後温泉本館はもともとは明治27年に道後湯之町の初代町長である伊佐庭如矢が13万5千円をかけて改築したもの。
今の金額では20億くらいだとか。
さすがに大反対もあったみたいだけど、100年後も他所が真似をできないものじゃないとって事で反対を押し切って改築したらしい。
この人はその他にも松山城が取り壊されるのを公園にすることによって防いだり、港から道後まで鉄道をひいたりと色んなことに着手したみたい。
なかなかの剛腕ですね。
確かに20億かけただけあって素晴らしい近代和風建築。
なのに
何が悔しいって自分が行ったときはまだ改築中だったこと。

ちゃんと調べてから行かなきゃあかんですね。
とはいえ改めて調べてみたら2019年から保存修理が開始したみたいだけど2021年時点では全体が鉄骨で覆われてたみたいだから、これでもかなりマシといえるかも。
道後商店街
道後温泉駅を出てすぐのところにある商店街入口のすぐ横にある「坊っちゃんカラクリ時計」。
1時間ごとにカラクってくれます。
土日祝や時期によっては30分間隔になることも。



ミカンジュース飲み比べ


みかんジュースの飲み比べができたのは楽しかった。
やっぱり愛媛といったらみかんでしょ。
個人的には温州みかん以外の種類はどちらかというとオレンジに近い味になるような気がする。
だから温州みかんは特別感がある。
そして
やっぱりジュースよりも食べる温州みかんが一番だった。

商店街は飲食店やらお土産屋さんやらがたくさん並んでいてとても楽しかった。
ただ、
少し残念だなと感じたのは、道後温泉はとても歴史がある温泉地であり、道後温泉本館は明治からその装いを守ってきているのにその周りの施設は普通の街並みだったことかな。
倉敷とか有馬温泉みたいに雰囲気に没入できる感じだったらもっと楽しかったかも。
有馬温泉はもう一度行きたいと思ったけど、道後温泉は悩ましいところ。
道後プリンスホテル

あまり詳しく調べずにホームページ見て予約したのだけど、実は西武系のプリンスホテルとは何の関係もないらしい。西武より前からプリンスホテルを名乗っていたみたい。
西武とは関係ないということに後から知って驚きはしたけどホテルとしてはとても満足。
道後温泉本館までは歩いて10分くらいの距離。
さほど遠くはない距離だとは思うけどシャトルバスも走っていて便利。


多少入り組んでいて迷いそうになる。
温泉
大浴場もとても広い。





こんな感じに色んな種類の浴槽があってとても楽しい。
道後温泉本館はとても歴史があるし入る価値のある温泉なのは確かだけど、単純に温泉として楽しかったのはホテルの方だったかな。
まるでスーパー銭湯。
蛇口からオレンジジュース

こんなユーモアあふれるコーナーもあった。
個人的にはこういうユーモア的なことやるならちゃんとシンクも用意して本当に蛇口からオレンジジュースが出てきているような演出をした方がいいんじゃないかなと思ったり。
湯かご

道後温泉本館に浴衣で行く人用に床かごの無料貸し出しサービスなんかもある。
部屋と食事

夕食はレストランで食べるスタイル


朝食はビュッフェスタイル


伊佐爾波神社
創建について詳細は不明みたいだけど、八幡宮としては清和天皇(858-876)の時代に建立されたみたい。
今の御社殿は江戸時代の寛文4(1664)年6月に着手したもので、大分の宇佐神宮と並び全国に三例しかない整った八幡造りの社殿なんだとか。



御朱印
オシャレな切絵朱印。

伊予国一之宮大山祇神社
次の目的地は倉敷なんだけど道後温泉からの行き方が「しまなみ海道」を通るか、瀬大橋を通るかの二択。
どうせなら途中に大山祇神社がある大三島を通るしまなみ海道経由で向かって参拝していくことにした。
しまなみ海道は10の橋でつながっていて、今治側からスタートした時の最初の島である大島の展望台からの景色は絶景らしい。
時間はないから展望台に行く気はなかったけど、それでも橋の上からでもきれいな景色は見れるかもと期待していたけど当日は雨。
視界は最悪で景色どころではなかった。
とにかく神の島と呼ばれる大三島に到着。

大山祇神社がこの地に遷宮されたのは719年というのだから歴史を感じる。宝物館には全国の国宝・国の重要文化財の指定を受けた武具類の約8割が保存されているというのもスゴイところ。
今ではしまなみ海道が通っていて簡単に訪れることが出来るが、昔は訪れるだけでも困難だったのだろう。
神の島と呼ばれるのも頷ける。
明治時代にはお伊勢参りをした帰りに関西で絵馬を購入して大山祇神社に奉納していたんだとか。
なかなか壮大でロマンのある旅。
この風習はいつから始まったんだろう?
江戸時代もこんなことをしていたのかしら?
属性は土らしいので、自分とは相性いいはずなんだけど天気が雨だったからなのかよくわからないけどなんか寂しい気持ちになってしまった。
乎千命御手植の楠
大山積大神の子孫「小千命」によって植えられたと伝えられる、樹齢2600年あまりの御神木。

能因法師雨乞いの楠
1066年の大干ばつ時に能因法師がこの木に幣帛を掛け雨乞いを行ったと言われる伝承樹齢3000年の御神木。18世紀には枯死した模様。
枯死しているから幹周はどんどん小さくなっているらしい。
能因法師とは平安時代中期の僧侶で、中古三十六歌仙に選ばれた秀でた歌人みたい。

食事
大山祇神社を出たすぐのところにある以下「大漁」というお店でお昼を食べたんだけどココは当たりだった。

雑感
ホテルは良かったし、温泉も気持ちよかった。
けどまた来たいかと問われると少々頭を傾げるかもしれないかな。
行くまでの距離が近ければもちろん良いんだけど首都圏から行くとなると悩ましい。
ここまで足を延ばすなら有馬温泉の方が楽しめたかな。
ポテンシャルは高いのにもったいないという感想。

